人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アフリカンアート

国立民族学博物館で9月16日(木)〜12月7(火)まで

特別展『彫刻家 エル•アナツイのアフリカーアートと文化をめぐる旅』を開催します。

アフリカンアート_f0232643_14234100.jpg

〜裏面文章から〜
同時代のアフリカ美術は、長らく外部から注目されることがなかったのですが、1989年にパリにて開かれた「マジシャン•ドゥ•ラ•テール」展を契機に、多くの美術関係者の関心を引くようになりました。その後、今日まで、アフリカの現代美術に関する展覧会は各国で開催され、それに伴ってシンポジウム、出版も行われてきました。

ガーナ生まれのでナイジェリア在住の彫刻家エル•アナツイ(1944〜)は、近年、ワインやビールの瓶のふた、あるいはシールといった廃品を使い、優美でスケールの大きな織物を織りあげることで知られています。すでにヴェネチア•ビエンナーレにも二度招かれ、また作品も主だった博物館、美術館に収蔵されるなど、いまやアフリカのみならず、世界的にもめざましい活躍を見せています。

しかしながら、アフリカのアーティストをとりまく環境には複雑なものがあります。たとえば、彼らの居場所は、いわゆる博物館と美術館の間で宙づりになっていることが多いのです。現に、アナツイの織物の作品は、ロンドンの大英博物館でもパリのポンピドゥ•センター(国立近代美術館)でも見ることができます。

本展では、こうしたアフリカ近代美術が置かれた状況を前向きに据えなおし、エル•アナツイというアーティストの作品世界を、美術史と文化人類学の双方の視点から語ろうとします。そのことにより、美術史と文化人類学、美術館と民族学博物館の新しい創造的な協力関係を模索していきます。



興味があってもなかなかアフリカ文化&芸術に触れることは少ない。

ちょいと足をのばして芸術と緑を満喫するのもいいかな〜
by mavi-blue | 2010-09-08 14:47
<< のびのび〜〜〜ん パンパンですねん!!! >>